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葛飾区四つ木 宝寿堂鍼灸治療院ブログ

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顔面神経麻痺に効果的な鍼灸治療

顔面神経麻痺に効果的な鍼灸治療

先月(6月末)より顔面神経麻痺の症状で、

来院された患者さんがおり、

治療経過をブログに載せても良いと許可を得たので、

今回記載する事に致しました。


60半ばの男性で昨年の9月頃に発病し、

内科、整形外科、神経科、接骨院等を転院して、

当院に来院されました。


初めに右顔に違和感を覚え、

奥さんに顔の歪みを指摘され、

近くの内科に来院したところ、

顔面神経麻痺と診断され、

整形外科を紹介されたそうです。



初診時、鍼灸治療前の写真

顔の右側麻痺部に歪みが見られ、

右目が閉じられない状態です。


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初診時、鍼灸治療中の写真

顔のツボにお灸をしたところ、

だいぶ顔の緊張が取れてきました。


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初診時、鍼灸治療後の写真

まだ右目は完全にまでは閉じないものの、

右の口角がはっきり分かるようになりました。


110702_1119~01[1]

3回目、鍼灸治療中の写真

右目の閉じ方が完全ではないがだいぶ良くなり、

顔全体の浮腫みがだいぶ取れました。


110716_1400~01[1]

3回目、鍼灸治療後の写真

顔全体が力が抜け自然体になり、

右目の閉じ方もほぼ完ぺきに成りました。


110716_1349~02[1]


顔面神経麻痺について少し説明致します。


顔面神経とは、


「顔の筋肉を動かす」「味覚」「唾液や涙の分泌」に関係する神経です。


何らか原因により顔面神経の伝達にトラブルが発生すると、

顔面神経麻痺が生じます。


「顔が歪む」「眼を閉じる事ができない」「口を閉じれない」などの、

外見に現れる症状が多く発生する為、

精神的ダメージも大きい病気です。



顔面神経麻痺は、


中枢性と末梢性に大きく分ける事ができます。


末梢性の顔面神経麻痺の中で、

最も多くみられるのがベル麻痺です。


ハッキリとした原因がは判っておりませんが、

「血液の循環が悪い為に顔面神経の通り道に浮腫ができてしまい、
その浮腫が顔面神経を圧迫して起こる」

と考えられています。


また「顔に冷たい風に当たった」「精神的ストレス」「肉体的疲労」が、

原因とも言われています。



病院の検査により、

「原因不明(ベル麻痺)」と医師に診断された場合は、

病院の治療と並行して鍼灸治療をお薦め致します。



「ベル麻痺」は鍼灸による治療効果の高い病気である一方で、

顔面神経麻痺に対する特効薬はなく、

「投薬で暫く様子をみる」のが基本的治療になるからです。


自然に治ることも多くありますが、

「回復に時間がかかる」「後遺症がでてしまう」方もおります。



「神経機能の回復を早める」、

「顔面神経麻痺の後遺症を避ける」事を期待して、

一度鍼灸治療をお試し下さい。



今回この患者さんの場合、

顔面神経麻痺としては軽めの症状なのですが、

発病してから9ヶ月過ぎており、

症状も慢性化して固まりかけておりました。


問診では仕事、家庭面での精神的ストレスがあり、

脈診では脾虚証が認められました。



鍼治療で、

少府、大都、のツボを補い、

曲池、手三里、合谷、

足三里、豊隆、衝陽、

中カン、水分、天枢(左右)、気海、

膏盲、隔ゆ、肝ゆ、脾ゆ、腎ゆ、志室、

百会、天柱、風池、肩井、



これらに身体バランスを取る為、

太極的に鍼治療を行いました。


また標治法(部分的症状を治す方法)として、



陽白(ようはく)

眉毛の中央の1寸上


太陽(たいよう)

眉の端と目尻の中間から外へ指1本のくぼみ

頭痛、眼精疲労、風邪、不眠症、記憶力増進


四白(しはく)

目の下一寸

眼疾患、上歯痛、蓄膿症、三叉神経痛、顔面神経麻痺


人中(にんじゅう、じんちゅう)

鼻の下のみぞ、上から3分の1のところ


地倉(ちそう)

口角のかたわら4分


太陽(たいよう)

眉毛の末端と目尻を結んだ中点から耳に向けて1寸いったところ。

他に頭痛や不眠、記憶増進にも効く。


迎香(げいこう)

小鼻の両横、手の陽明大腸経。

鼻疾患や花粉症にも効果的なツボ。


下関(げかん)

頬骨弓中央、口を開けた時、くぼみができる所、足の陽明胃経。

他に、口内炎や三叉神経痛、虫歯の痛みなどにも効く。


承しょう(しょうしょう)

下唇の下、中央の凹み

言語不能、顔面の病、三叉神経痛


地倉(ちそう)

口角の端から5分いった所、足の陽明胃経。


翳風(えいふう)

実際は、耳たぶに隠れているところで、

頭蓋骨のすぐ横の大きなくぼみ。

顔面神経がちょうど内耳道を通って茎乳突孔に出てくる所。


天柱(てんちゅう)

後頭部、盆の窪から指2本分、外側にいった所。

他に肩こりや首の疲れ、不眠などにも効く。


風池(ふうち)

天柱からやや上で指1本分外にいった所。

頭部の血行を良くし、頭痛やめまいの予防にも役立つ。


上記以外では手の合谷穴や足三里のツボはよく使います。

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顔面神経麻痺は、

発症から早ければ早いほど治りも早くなります。


また“冷え”は禁物です。



これは外からの冷えはもちろん冷たい飲食物などで、

身体の中から冷やすこともよくありません。


※ その他に顔面のなかでも、

特に眼の周りに刺激をあたえると効果的です。


これらのツボに、

鍼単刺術(刺してすぐ鍼を抜く方法)、

顔のツボに糸状灸(顔に痕が残らない程度)を行った結果、

3回程で写真の様に回復致しました。


また後数回の治療で完治出来るでしょう。



顔面神経麻痺でお困りの方、

1度騙されたと思って、

鍼灸治療を試してみて下さい!




宝寿堂鍼灸治療院 

診療時間


午前10時半~午後9時迄

※但し急患、往診、時間外診療、
受け付けております。

日曜、祭日は休診ですが、
携帯090-7013-2815に連絡有れば、
診療受付致します。



宝寿堂鍼灸治療院

鈴木 秀寿

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パニック症(パニック発作)に効くツボ(症状が軽い時)、ツボ解説編

パニック症(パニック発作)に効くツボ(症状が軽い時)、ツボ解説編

東日本大震災から1ヶ月が過ぎましたが、
落ち着く処かここ毎日の様に震度5、6クラスの余震が続き、
まだまだ不安の毎日過ごさられているかと思います。

このような日々が、

「いったいいつまで続くことだろう!」
と考えると、
心身共に疲れきって、
色々な病気が併発されます。


以前に挙げた、
不眠症、自律神経失調症、エコノミークラス症候群、
風邪、インフルエンザ、冷え性
等しかり、
また地震がトラウマとなり、

PTSD症候群の症状を引き起こすこともあります。

※PTSD症候群は、
これから挙げるパニック症に効くツボが効果的なので、
代用して使うと良いです。


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パニック症(症状が軽い時)のツボ
合谷、手の三里、労宮、内関、神門、だん中、
天柱、肩井、


合谷(ごうこく)
手の陽明大腸経


手の甲を上にして、
親指と人差し指の付け根の間に取ります。

骨と骨が合わさるところのくぼみです。

合谷は万能のツボとも呼ばれ、
酔い止めやめまいにも用いられます。


合谷の押し方

もう片方の手の親指と人差し指で挟むようにして、
手首の方向に少し痛さを感じるくらい押します。


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手の三里(てのさんり)
手の陽明大腸経


肘関節の外側端から手首方向に指3本分に取ります。

古くから気血の流れを整えるツボとして有名で、
上肢の血流を良くするツボです。

上肢神経痛、顔面神経麻痺、頭痛、眼精疲労、難聴等に、

使われます。


手の三里の押し方

親指の腹をツボにあて、
息をゆっくり吐きながら力を入れていきます。

5秒程押したままにしてからちからを抜いて息を吸う。

これを左右の手で5回繰り返して下さい。


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労宮(ろうきゅう)
手の厥陰心包経


手のひらの中央で、
指を握ると中指の先端が、
手のひらに当たるところに取ります。

ツボの意味

労宮の「労」は労働の意、
「宮」は皇宮や中室、中央の意、
つまり労宮とは労働をする手の中央にあるツボということです。

効果効能

このツボは心包経という経絡に属しており、
心包という臓腑は、
心の臓と一緒になって精神機能をつかさどります。

労宮は心が疲れた時に有効で(心労)に用います。

手掌熱、手掌痛、小児疳症(疳の虫)等に使われます。

また健康長寿のツボとしても有名で、
循環器系統を保護したり副交感神経を活発にしたり、
血行を良くする事で体内の酸素量を増やして、
大活躍してくれるツボです。

※両掌の労宮のツボを向かい合わせにして気を錬ったり、
また掌から気を発したりする気功で、
良く使われます。


労宮の押し方

労宮を中心に手のひら全体をやや強めに指圧すると、
とても心地よく、胸中がスッキリします。

労宮のツボを少しずつ力を入れて押していき、
痛くなった所で一呼吸置いて力を抜き、
これを10回程繰り返します。

終わったら両掌を10回程擦り合わせて下さい。


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内関(ないかん)
手の蕨陰心包経


掌を上にして手首の間接の横シワに、
人差し指、中指、薬指を横向きにあてます。

指幅3本分あがったところに取ります。

手首中央の2本筋の間にあるくぼみが内関です。

内関は乗り物酔いのツボとして用いられ、
酔いによるストレスを緩和し、
胸のむかつきを治すといわれています。

吐き気をもよおしている時などにも効果的です。

自律神経のバランスを整え精神的なイライラも軽減されます。


内関の押し方

親指の腹をツボに当て、
息をゆっくり吐きながら指先の方向に押します。

※どちらのツボも左右の腕にありますので、
片側ずつ10~15秒間ぐらいかけてゆっくりと力を入れ、
ゆっくりと力を抜いていきます。

時間があれば何度か繰り返してみてください。


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神門(しんもん)
手の少陰心経


手首の内側の尺骨端に取ります。

不安や精神的悩みの特効穴でです。

神経の高ぶり、ブルーな気分、便秘等に

使われます。


神門の押し方

親指をツボにあて手首を掴むように持ち、
骨の上部小指側を押しながら10回程、
回し揉みして下さい。


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だん中(だんちゅう)
任脈


胸の真ん中、乳中と乳中の間に取ります。

不安な時や安堵した時、
無意識に手を当てる場所です。

中丹田という重要な気の通り道で、
狭心症、喘息、肋間神経痛、乳腺炎等に、
使われます。


だん中の押し方

百会に当てていた手(頭部の気)を
だん中まで下ろしてきます。

深呼吸を数回しながら、
胸に手をあて光輝く「気」をイメージします。

慣れると胸部が熱くなるのが分かってきます。


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天柱(てんちゅう)
足の太陽膀胱経


後頭と首のあたりで頚椎(首の骨)の両側にあり、
後頭骨の下縁でその中央にくぼみがあり、
そこから1寸3分外側の僧帽筋の外縁に取ります。

頭痛の特効穴で他にも、
肩こり・目・鼻・手の痛みなどにも効果があります。

さらに大腿・下腿などの脚(下肢)の後側の痛みや緊張にも効果があります。

また疲労回復にも効果があり、
特に精神疲労・ストレスに効果があります。


天柱の押し方

親指の腹で3秒押して3秒離しと、
繰り返すことによって効果を得られます。


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肩井(けんせい)
足の少陽胆経


首を前に曲げたときに、
首の付け根のでっぱる骨(第7頸椎)と、
肩先の真ん中に取ります。

頭部や肩の周辺の血流促進に繋がり、
頭痛や肩こりの症状を和らげる働きをするのです。

肩こりや頭痛の特効穴で、
歯や首の痛み、目の疲労の緩和等にも使われます。

また長時間のパソコン等の作業による 指や肩の疲れには、
抜群の効果を発揮します。


肩井の押し方

人差し指、あるいは中指の腹を肩井ツボに当てて、
下へ垂直方向に引き降ろすような感じで押します。

少し痛みを感じる程度で、
気持ちの良い強さで押せばよいと思います。

3秒押して3秒離すといった動作を5~6回繰り返します。


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※次回は

パニック発作時(症状が重い時)のツボ

孔最、陰郄、郄門、中府、天突、紫宮、だん中、
天柱、肩井、肩外兪、膏盲、志室、金門

について解説致します!



※ 聞きたい症状やツボが有りましたら、
頑張って御答え致しますので、
hojjudo@gmail.com
までメール御待ちしております。


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宝寿堂鍼灸治療院
鈴木 秀寿
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プロフィール

鈴木秀寿

Author:鈴木秀寿


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<鍼灸師国家資格>
はり師免許 17475 号
きゅう師免許 17331 号
昭和61年4月30日取得
東京都知事 鈴木俊一
東洋療法研修試験財団

ご家庭や病院への訪問治療・往診もいたします。

滅菌済使い捨て鍼
(ディスポーザブル鍼)を使用しています。

北千住、金町、浅草、新小岩、松戸からも多数ご来院されています。

新小岩 希心院(はりきゅう治療院)
と診療提携をしています。
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